就労継続支援A型 村のぱん・SUNの紹介
地域支援活動センター「あぐり」が、家や病院から一歩出て、社会の場になれるための場所や作業を提供していることに対し、就労継続支援A型の村のぱん・SUNは、利用者がパンづくり通して、社会への復帰(就労)を継続できるように支援する場所です。
国の規定を引用してお伝えするなら、就労継続支援A型は利用者(障がい者)に
・仕事を提供する
・仕事が長く続けられるように支援する
・仕事に対して相応の賃金を払う
ことが義務付けされています。
自立を目指す支援をしています。
一所懸命作ったパンで、お客様に喜んで買って頂き、賃金を頂く・・・一般企業に近い環境で働いています。
だから、好きな時に来て、好きな作業ができるかといえば、そうではありません。
ただ単に働く場を提供しているだけではなく、自分で考えて行動する、そして自分でその責任をとる・・・利用者本人が「自立」できるように取り組んでいます。
パンを外販(企業・工場のお昼休みにパンを販売しにいく活動)するには、福祉サービススタッフが付き添ってサポートするのが、一般的ですが、私たち村のぱん・SUNでは、そのようなサポートは極力しておりません。
利用者本人たちで企業に赴き、お昼の休憩になると一気にやってくるパートの方たち相手に販売を担当する。手を差し伸べたい気持ちがないわけではありませんが、自立に一歩近づくには、大切なことだと信じています。
だから「おしゃべりしたい」「勝手に連絡なしで休む」という利用者には、「あなたは、働きにきているのよ。」
厳しく叱ることもあります。
1人で悩まず、お気軽にご相談をください。
ですから、家に引きこもっている子どもを日中どこかで預かってほしい。
という安易な気持ちでは、私たちの取り組みに、親御さんもご本人もギャップに驚いて続かないかもしれません。
でも、少しでも、子どもが自立できるようになって欲しい。と願っているならば、
私たちは、きっとお力になれるはずです。
1人で悩まず、お気軽にご相談をください。
ご利用者が一所懸命作ったパンは、村のぱん屋・SUNの特設サイトでご紹介しています。